3×3の舞台でも多彩な技から得点を奪う篠崎澪「スピードをチームにもたらすことが役割」

3x3の舞台でも多彩な技から得点を奪う篠崎澪「スピードをチームにもたらすことが役割」

 3×3女子日本代表の候補選手に名を連ねる篠原澪は、富士通レッドウェーブに入団から今シーズンで6年目となるが、いずれのシーズンもスターターを務める不動のポイントゲッター。外角シュートのみならず、ドライブからのフィニッシュが多彩で、持ち味の脚力を武器に攻防において足を使った動きを見せる。

 10月から始まったWリーグが後半戦を迎えており、「今は3×3だけに専念するということはできませんが、5人制でも3×3につながることがあると思うので、とにかく自分の目標をちゃんと持って、日頃のチーム練習をしっかりやるようにしています」と、3人制と5人制での取り組みを語ってくれた。

 2か月ぶりの3×3の代表合宿には「展開の速さを忘れかけていたので、(合宿初日の)今日、プレーしてみてこんな感じだったなと。そこを早く思い出さないといけないと思いました」と苦笑い。それでも、本人の控え目な言葉とは裏腹に、練習では鋭いドライブに巧みなステップと抜群の体のキレを見せて得点を奪っていた。

「切り込んでいくこととスピードをチームにもたらすことが役割だと思うので、そこをしっかり出していきたいです」と合宿での抱負を語った篠崎。

 3×3に本格的に参入したのは女子日本代表に選出されてからだが、「日本代表に関われることができ、チャンスがあるのなら積極的につかむべき」という強い意志を持って今は他選手同様に3×3と5人制とで奮闘中。

 当面の課題はシュート確率で、3×3も、5人制同様に国際大会では大きい選手と対峙することが多いため、「(大きい)ディフェンスに対しては、外に引っ張り出してから攻めたいと思っています。でも、その後のシュートが入らないと意味がないので、シュート確率を上げていきたいです」と言う。

 見る者を魅了する華やかなプレーを見せる篠崎。キャリアも豊富な点取り屋は、3×3という舞台でさらに輝きを放とうとしている。

文=田島早苗 BASKETBALL KING