アーモンドアイ回避も注目の香港GI。4レースに臨む日本馬9頭は“買い”。

引用元:Number Web
アーモンドアイ回避も注目の香港GI。4レースに臨む日本馬9頭は“買い”。

 今週末は阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)が行われるが、海の向こうでもビッグレースが待っている。

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 香港で行われる4つの国際GIレースがそれで、日本からも9頭が海を越え、戦いの場となるシャティン競馬場で調整されている。当初はアーモンドアイが参戦を予定していたが、熱発して回避。目玉を欠いた感は否めないが、かといって盛り下がったわけではない。

 今回は現地から、日本馬たちの調整ぶりをリポートしよう。

香港ヴァーズには3頭が出走。
 4つの国際GIの口火を切って行われる香港ヴァーズ(芝2400メートル)には今年、本場イギリスのダービーを制したアンソニーヴァンダイク(牡3歳、愛、A・オブライエン厩舎)などが出走する。ここに挑む日本馬はグローリーヴェイズ(牡4歳、美浦・尾関知人厩舎)、ディアドラ(牝5歳、栗東・橋田満厩舎)、ラッキーライラック(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)の3頭だ。

 グローリーヴェイズは今春、日経新春杯(GII)で自身初の重賞勝ちを飾った後、天皇賞(春)(GI)で2着に好走。秋初戦となった前走の京都大賞典(GII)では1番人気に推されたが残念ながら6着に敗れた。

 尾関調教師は言う。

 「前走は人気にも推されてガードが厳しくなってしまいましたし、前半で少し力んでしまったのが敗因だと思います。幸い、香港入り後も順調に来ているので力を出せるデキにはあると思います」

 レースでもコンビを組むJ・モレイラ騎手を背に、5日朝には最終追い切りを済ませた。実績的にはあくまでも挑戦者の立場ではあるが、14頭立ての7番枠と悪くない枠を引き、善戦以上の結果が期待される。

 ディアドラは春にドバイへ遠征して以来、香港を経てイギリス入り。イギリスで2戦、アイルランド、そして再びイギリスとここ6戦全て海外を転戦。夏にはイギリスのナッソーS(GI)を優勝してみせた。

 日本馬ではあるが今回はイギリスのニューマーケットからの香港入りという変わり種だ。4日の朝には芝コースでO・マーフィー騎手を背に最終追い切り。ナッソーS優勝以来3戦にわたって手綱を取るパートナーはその感触を次のように語った。